世界のクリスマスから学ぶクリスマスの習慣

11月も今日で終わり 寒さが増してくるこの時期は
例年クリスマスのイルミネーションがきらびやかになる季節ですよね。

ですが今年はcoronaの影響もあってクリスマスのイベントも
中止が相次ぐ中 今年のクリスマスをどう過ごすか、考えますよね。

日本では12月24~25日にクリスマスツリーを飾り、
チキン、ケーキなどを食べるのが定番になっていますが、
クリスマスの本場・ヨーロッパに目を向けてみると、
ちょっとだけ違った過ごし方をしているようです。

そこで今回は世界各地のクリスマスの様子をしらべてみました。
参考になることがあればと思います。

ドイツのクリスマス

出典:unsplash.com

ドイツのクリスマスは25日が第一クリスマス、
26日は第二クリスマスと称して祝日となります。
ドイツでは14日が平日だとスーパーやデパートが午後には閉店してしまい、
24日の午後から27日の朝まで静まり返ったクリスマスのお祝いになるんだそう。

クリスマスはイエス・キリストの誕生祭ですが、
キリスト教徒でなくてもクリスマスのお祝いをする人は、
ドイツで78%だそうです。(deutschland.de調べ)
家族でゆっくりと過ごすクリスマスというのがドイツ的な伝統のようです。

24日午前中までに買い物を済ませて午後はツリーの飾りつけ
プレゼント包装と夜のごちそうの準備をして
夕方の早い時間から家族が集合して食事や歌や音楽を奏でるんだそうです。

食事の後は、クリスマスツリーの下に置かれたプレゼントを開ける時間
子供たちは一週間ほど前からクリストキントにプレゼントのリクエストを紙に書いたりするそうです。

注釈:クリストキント (独:ChristusKind) は、主にドイツ南部、
オーストリア、スイス、ハンガリー、チェコ、スロバキアなどに伝わるクリスマスの天使。
名前は「幼いキリスト」だが、そのイメージは、女性の姿で想像されている

25日、26日も家族で散歩をしたり、ボードゲームをしたり ゆっくり過ごすのがドイツ式。
ドイツのクリスマスは日本のお正月のような過ごし方をして、
大晦日が日本のクリスマスのように賑やかに過ごすんだそうです。

ドイツのクリスマスマーケット
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アドヴェントの期間に入ると、(12月1日~)
ドイツのあちこちでクリスマスマーケットが開かれます。
その歴史は古く、現在確認されている中では1393年のものが最古なんだとか。

現在では大きな都市だけでも2,500のクリスマスマーケットが開かれ、
クリスマスのための買い物をする、多くの人びとでにぎわうんだそうです。

ここでで売られているのは、ツリーに飾るオーナメント、
ドイツの伝統的なお菓子・レープクーヘン、マルツィパン、クレープ、
シュトレンなどのお菓子、焼きたてのソーセージやじゃがいも、
スパイスの香り高いグリューワインなど。
子どもにはキンダープンシュといって、
アルコールの入っていないグリューワイン風味のぶどうジュースもあるそうです。

日本でも毎年各地でChristmasmarketが開催されていましたが
今年はcoronaの影響で中止が相次いでいるんだそうです。

ですが12月に入ったら少しずつ準備をしていきたいものですね。

フィンランドのクリスマス

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フィンランドはサンタクロースで有名な国ですよね。
日本と違う大きな特徴があります。それは
フィンランドの子ども達にとって「サンタクロースは本当に会える」ということ。

日本だとプレゼントをもらうためにはイブの夜には早く寝る
(サンタクロースは見えない存在)というのが一般的ですが、
フィンランドではイブは夜更かししても良い日なんだそうです。

フィンらインドでは、イブの夜にはお家にサンタクロースが
本当にやってきてプレゼントを手渡ししてくれる習慣があるんだそう。

クリスマスイブのフィンランドではサンタクロースが普通に道路を横断していたり、
車やバイクを運転しているのを見ることができるんだそうです。

実際のところ大人が子どものためにSanta Clausを発注したり
夜な夜なサウナに入る習慣もあるんだそうで
サンタクロースを迎え入れるために夜更かしするのが定番なんだそうです。

もみの木ではなくヒノキを使う?
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このクリスマスを祝うために、だいたい5日前ぐらいになると男性が出動!
なぜかといえば、クリスマスツリーのヒノキを家まで運ばなくてはならないからです!

※フィンランドにモミがないのでヒノキがクリスマスとツリーに使われるのだそう。

フィンランドでは指定された街角や公園、またはスーパーの前で本物のヒノキが販売されます。
大切なクリスマス行事のうちの一つになってるんだそうです。

日本でもIKEAでツリーの販売をしていますよね。
ご自宅にツリーの収納場所に困るなんて方には人気のアイテム
こちらをご参考ください

IKEAのサイトはこちら
https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/ca00-real-xmas-tree-pub8561af40

教会へ行くということ

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フィンランド語でクリスマスソングは「Joululaulu:ヨウルラウル」。
24日と25日のどちらかの深夜に家族で教会へ行き伝統的なJoululauluを歌いに行くのだそう
国民の約78%がルーテル派教会、1.1%がフィンランド正教会、
約1.4%がキリスト教会に属しています。(情報:フィンランド大使館より)

通常平日は若い方は教会に行かれる方は少ないようなんですが、
クリスマス当日は教会が人でいっぱいに。
フィンランドはそこまで宗教色が強い国ではありませんが、
クリスマスに教会に集まって真剣に合唱をしている赤ちゃんからお年寄りまで
幅広い年齢層の方が行かれているんだそうです。

日本ではお正月に初詣をする方が多いと思いますが
ヨーロッパではクリスマスに教会に行ってお祈りをするというのが一般的なのでしょう。
この時期に遠くに住んでいる家族が帰郷されるのだそうです。

Christmasの24日午後から27日かけてゆっくり過ごすという習慣もドイツの同じようです。


我が家のクリスマス

我が家では11月になるとクリスマスツリーをだします。

息子と飾り付けをするのが定番になっていますが
毎年少しづつオーナメントを買い集めるのも楽しみな一つ。

12月になると様々なオーナメントが店先で売られるようになるのでついつい目がいきます。
我が家にはリビングに大きなツリー。マイマイショップに小さなツリーが飾ってあり
小さなツリーは 通年インテリアのデイスプレイとしても飾っておいてあるので
ガラス製品など 割れやすいものは飾りっぱなしで時々洗います。

写真のツリーは木製品紙製品 息子の作品などを中心に飾っています。



壁のディスプレイコーナーもChristmas仕様に。
このコーナーは季節に応じて手ぬぐいを変えたりデイスプレイを楽しむコーナーにしています。

11月になるとChristmasのディスプレイに。
アドベントボックスも出して12月から毎日箱を開けて楽しみます。

アドベントカレンダーについてはこちらをご参考ください。

アドベントカレンダーとは?(出典クリーマさんより)

https://www.creema.jp/blog/943/detail

マイマイショップでもリクエストで開催することもあります(今年はcoronaで中止)

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シュトーレンもこの時期欠かせないおやつですよね。

シュトレン(独: Stollen)は、ドイツの菓子パン。
ドイツとオランダでは伝統的にクリスマスに食べる食品で、
その時期に売られるものはクリスマスのシュトレンともいわれるものです。
少しずつ切って食べるのが風習になっていますね。

マイマイショップでもcorona前はこんな企画も

米粉を使ったシュトーレンとアップルパイ♪おいしかったです♪
こんな健康手作りおやつもいいのではないでしょうか?

今この時期はシュトーレンもお店でも売られているので是非チェックしてみてくださいね。



12月になると毎日クリスマスの絵本をよんでます。
息子はサンタクロースをいまだに信じているので、絵本を読みながら
プレゼントをあーでもないこーでもないと選びながら
サンタクロースにお手紙書いています(パパへのプレゼントのお手紙も)

毎日プレゼントが変わるので締切を設定しないと間に合わないですが
これも息子にとっての楽しみの一つかもしれません。

今Christmas絵本はたくさんでているので是非こんな季節に読んであげてほしいですね。

マイマイショップではこんな企画も(こちらは満席に)

親子でアイシングも楽しんでおります。

クリスマスをおうちで楽しもう

出典:unsplash.com

今年はcoronaもあってなかなか外出しにくい状況ではありますが
色々工夫しながらクリスマスを家族でゆっくり過ごす時間にできたらいいですね。

明日から12月!クリスマスへのカウントダウン
是非工夫して楽しみましょう。