オンリーワン
甲子園の隠れ家的ライフスタイルおうちSHOP
Maimyshop 吉野舞依子です。
今日は ちょっと考えるお話を。
先日 痛ましい事件が起きました。
相模原市の障害者施設殺傷事件。
何の罪もない人たちが犠牲になった事件。
過去にも大阪教育大付属池田小学校の乱入殺傷事件。
この時も大きな衝撃を受けましたが、今回はさらに衝撃を受けました。
こういう事件が起きると、精神鑑定で、精神異常となると、
刑が重くなる軽くなるというような話になります。
今の犯罪の法律に照らし合わせると精神鑑定という事に。
私はそもそも、こういう考え方が、疑問に思うんです。
皆さんはどう思われますか?
なぜこういう考え方をする人間が現れるのか。
なぜ精神鑑定で犯罪の白黒が決まるのか。
障害があるとかないとか精神異常とか正常とか判断基準。
みな同じ「ヒト」であって、みな生まれ持って
「かんがえる力」って持っていると思うんです。
赤ちゃんでも大人でも 障害があってもなくても。
ただ、それぞれスピードが違うだけ。
私は障害者とか、精神異常だからとか、そういう事ではなく、
どんなヒトでもやっていいことはいいし、悪いことはわるい。
どんな人でも「ヒト」として当たり前に
自分の人生自分で決められる権利があると思うんです。
と、同時にどんな人でも罪を償う義務もあると思っています。
どんなヒトにも得意な事、苦手な事。早くできる人。ゆっくりな人。
好きな事。嫌いな事。絶対あると思っています。
みな自分の人生を幸せに生きるために、自分で選ぶ権利があって、
だけど、みなで生きていくうえでやってはいけないルールもあって。
それを考えるとき、障害とか、精神異常とか考えるのは腑に落ちない。
犯罪を犯したヒトを許すことはできないけれど、
同時にこういう事がなぜ起きるのか。
社会的な背景もあるんじゃないかなと。
今身近にもヒトを差別する話ききませんか?
からかう。馬鹿にする。いじめる。中傷する。よく耳にします。
大袈裟といわれるかもしれないのですが、
得意な人が苦手な人を助けるとか。
早い人が遅い人を助けるとか。
オンリーワンを認め合える関係があまりに希薄になっているのではないかなと。
ナンバーワンをよしとするあまりにオンリーワンが軽視されてないかな?
今日の講義で西洋医学には鬱 という病気はあって、薬で治そうとするけれど、
東洋医学には
そもそも 鬱という病気そのものがないとされている。そんな話がありました。
凄く私の中では自然に感じました。
ほんとに言葉って難しい。診断って難しい。
私が答えを出せるわけではないけれど、オンリーワンをもっと認め合える
世の中になったら、障害とか、精神異常とか
そんな言葉も必要ないんじゃないかな?
ヒトとして良いこと。悪いこと。それを決めるルールが法律。
もっとシンプルに考える事なんじゃないのかな?
もうすぐオリンピックはじまりますね。
ナンバーワンを目指してがんばるアスリートの姿はとても感動的です。
それと同じぐらいオンリーワンを認め合えるそんな世の中であってほしい。
そんな気持ちになったのでした。