手放し 吸収する
ご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年に続き本年もよろしくお願いいたします。
一昨年来続くcoronaを機会に
それまで当たり前だった事が当たり前でなくなり
ヒトの価値観も大きく変化をしています。
また人生100年時代を言われ
終身雇用の考え方が変わりつつあり
ITやメタバースの進化によって
デジタルやオンライン化も急速に加速しています。
反面 雇用格差 高齢化社会 核家族の増加 孤独死や自殺の増加
環境汚染問題 温暖化 ゴミの問題
などなど 待ったなしの社会の課題もたくさんありますよね。
社会の変化が加速する中だからこそ
自分自身の『軸』をしっかりもち
『選択』する力を持つことがより一層大切だと感じています。
自分の過去を振り返る
年末年始は実家に帰省しました。
昨年はcoronaもあって夏休み帰省できなかったので
春休み以来の帰省となりました。
実家では お墓参り 祖父母との面会
甥っ子姪っ子たちと交流
実家の大掃除のお手伝い
などをしながらも 自分の歴史を振り返っていました。
幼少期のアルバムを整理しながら眺めたり
八ミリフイルム上映で幼少期を振り返り
学生時代の学びやを歩いて回ったり
自分の生きてきた歴史をだとっていました。
両親とも一番テーマになったのが
断捨離からの終活のお話
これまで私たちの子供のお祝いにと
大切にしてきた羽子板や七段飾り
アルバムの数々
こうしたものは
年を取った父母には出し入れするのも大変
また過去の捨てられなかった思い出の品々
私の学生時代の剣道の防具セットもありました。
そこで、
この春に 羽子板 七段飾り アルバムは
私が引き継ぎ
剣道の防具類は処分することに
また母が貯めていた家計簿10年以上分なども
整理して少しづつ処分しながら
私の独身時代の服は今回もらうことになりました。
まだまだ祖母の着物など
今後どうしていくかというものも
たくさんありますが
両親が元気なうちに
受けづげるものは受け継いで
手放すものは手放していくお手伝いを
していこうとおもいます。
かくいう私も自分の履歴書というものを
昨年のMFPの課題で作ったのですが
今回の振り返りを付け加えながら
古きよきものは残しつつ
新しいものも時代に合わせて取り入れていけるよう
手放す ものや価値観も整理していこうと
考えています。
越境した学びが今度の自分を成長させる
昨年末にも書きましたが
ここ2年あまりcoronaもあって 学びの時間はより一層ふえました。
私は本来『住』の仕事に携わっていますが
ここ2年あまりは ハーブ・予防医学・中医学・ピラティス・MFP
と住とは一見直接関係ないような学びを積みかさねてきました。
それは住まいは暮らしの延長であり、
暮らしをより充実した質の高いものにしていくために
そのために こころとからだの健康をどのように考えるか
それは
住だけではなく
衣食住と心と体のバランスが大切だと感じたからです。
特に自分は『衣』を おなざりにおなざりにしてきて
定期的に洋服を大がかりに断捨離していくライフスタイル
それを根本から見つめ直せる学びに参加しました。
食に関しては ハーブを育てるだけでなく
食にも積極的にとりいれたい想いもあり勉強を重ねました。
色んな学びをきっかけに
自分の生き方やこころとからだのばらんすをより深く
考えるようになり、
サスティナブルな精神 エシカルな考えにも
深く及ぶようになりました。
学びは単に表層を学ぶだけではなく
その学びがさらに自分の生き方や価値観を深め
いままでのスキルをさらにブラッシュアップさせてくれる
そんな相乗効果もあると感じています。
長い人生に必要な3つの無形資産
ライフシフトの 著書で有名な
リンダグラッドンさんのお話にこんなお話がありました。
運動、睡眠、学習、成長によって、
「健康で生産的な状態」を保つこと。
「社会関係資本」
すなわち私たちに喜びと幸福をもたらすつながりをつくること。
そして重要なのは、自分自身が変化と革新が可能な
「社会的パイオニア」であると強く認識することによって、
自分自身を変革しようとすることだとおっしゃっておられます。
これからは様々な世界観を持っている人との
交流と学びを続けていくことが
100年時代を豊かにしなやかにいきていく
上では大切な要素だと思います。
吸収と手放し
私も今年で49歳 来年は50歳で人生折り返し地点になります。
これからは
自分のこれまで生きてきたことや学んできたことを
しっかりと見直しながら
手放すものやさらに吸収するものを選びながら
一つ一つを丁寧に進めていきたいと思っています。
50代からは社会貢献 エシカルなことも考えていきたい
自分が社会に還元できることは何か
そういう要素も丁寧に身近なことから掘り下げていきたい
そして自分の身近な家族自分の暮らしが
より豊かでしなやかに生きられるように
衣食住をより丁寧にみていきたいとおもっています。
マイマイショップもその延長線上に
自分のライフワークとして
取り組んでいけたらと思っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。