自分らしく生きる暮らし ~統合医療実践講座を学んで~
先日 4月から半年にわたって学んできた
統合医療実践講座の
修了証をいただきました。
こちらの講座は
医療・健康に携わる関係の方の参加が多い中で
唯一自分だけが
住まいの専門家での参加となったわけです。
私にとっては
住まいとは暮らしの場であり
暮らしとは人間の生き方であり
自分らしく生きていくために
健康の根本から考えていくことは
自然な流れでした。
きっかけは牧香奈子先生の
予防医学を学んだことが始まりです。
牧先生の予防医学については
こちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/makana0902/entry-12646585003.html
そこから発展して
今回の統合医療実践講座の学びに
繋がっていきました。
講座の詳しい概要はこちら
https://jhocim.jp/course/
医療はお医者様だけが学ぶもの?
医療というと皆様はどんなイメージを持たれるでしょうか?
具合が悪くなってからお世話になる場所=病院
これはだれしもがイメージするところかと
思うのですけれども
大切なのは
病気になる前
病気になる前に病気を予防していくケアが
より大切なんだということです。
そしてもう一つ
ホリスティックな
視点を持つ
いわば、病気だけに着目するのではなく
人間全体をみる
すなわち 体、心、環境を含め
人間そのものとそれにまつわるあらゆる事を
全体バランスとしてとらえてみていく視点が
大切なのだと感じています。
そうしたことを考えていくときに
住まいも環境 人間のホリスティックな医療に
おおきく密接関係があると思いましたし、
ホリスティックな医療は
西洋医療の診察・治療にとどまらず、
東洋医学・代替補完療法・各種セラピーといった
幅広い分野 があることや、
そういった分野について学ぶことも
大切だと感じての今回の受講となりました。
ハーブとメディカルの関わり
私自身も住まいの仕事とは別に
もともと自分の趣味の一環として
ガーデニングからハーブを育てる楽しみを持っていて
たくさんのハーブを自宅で育てていました。
ハーブの育てやすさから
ハーブの効能など
ハーブの魅力に取りつかれ
メディカルハーブを学び
ハーブブレンドを学び
今年はハーブの講座も開催するようになりました。
講座はこちらから
ハーブの世界もいわばホリスティックな医療の一つとして
活用できることを知り
自身の暮らしにも身近に取り入れていますが
それ以外にも
ホメオパシーやアロマテラピー
ピラティスや中医学薬膳教室など
自身が日々の暮らしの中で
健康のために学んで取り入れていることも
ホリスティックな医療というものに
関連性があることを感じたのも
この講座を受講して分かったことです。
今回の統合医療実践講座は
皆様医療の現場に携わっている方々が
日々の現場において西洋医療だけでなく
ホリスティックな医療の必要性を感じられて
各分野で取り入れられている実践的な学び。
私は残念ながら医療従事者ではありませんので
医療国家資格従事者限定の講座は
受けることができなかったのですが
医療従事者でなくても
まさに一般の人だれもが
日々の暮らしの中に取り入れられる
できることがたくさんあることを学びました。
また、これからの時代は
お医者様だけに頼るのではなく
自分自身の人間全体の健康というものを
ホリスティックにとらえてみていく力が
必要なんだと実感しました。
統合医療実践講座とは?
学んだのはこちらの10科目
- ホリスティック臨床人間学
- 病気と心の関係~サイモントン療法~
- ホメオパシー はじめの一歩
- 小児カイロプラクティック~統合医療におけるカイロプラクティックの有効性~
- 心と体を癒す植物の力~フィトセラピーとハンドケア~
- 現代に活きる伝統医学 アーユルヴェーダ
- ココロとからだの健康薬膳
- 音楽療法の概要と臨床例
- 正しい呼吸で心と体を整える
- 歯科治療による全身の影響
- 仏教からみる生命~心と体の可能性~
一部医療従事者限定講座もあって
残念ながら14科目のうち10科目の受講と
なりましたが
日々生かせるヒントは満載でした!
トータルして感じたことを書きます。
①全体のバランスを
考える
これらの学びをやみくもに手あたり次第に
取り入れればよいというのではありません。
それぞれの特色をしっかりと理解して
その時の状況や場面に応じて
取り入れていくバランス感覚が大切なのだと感じます。
また日常に取り入れられる要素もたくさんあるので
日々のちょっとした心がけの積み重ねが
ホリスティックな医療健康につながっていくのだと
感じました。
②ホリスティックな
医療の誤解
日本ではまだまだホリスティックな医療が
保険適用外というものが
多々見受けられます。
その影響でしょうか?
安易に健康のためとうたってビジネスを展開している
団体やグループもたくさんあるように感じます。
健康のために何をしたらいいのか?
自分の人間らしい生き方のために何を選択するべきなのか?
消費者側が混乱するような情報もたくさんあります。
そういう意味でも
自分で選んでいく目を養うことも
これからの時代は大切だと感じます。
ホリスティックな医療はこれからの医療に
必要になっていく分野だと感じつつも
間違った情報や偏った解釈や
知識のない人たちが安易に健康をうたったビジネスなど
そうしたことを自分できちんと選択できる
そうした学びは一般の人たちにも
広く必要なことではないでしょうか?
今回実際の現場で活躍されている方のお話は
一般の方々にこそ知っていただきたい内容が
たくさんあったと感じます。
ただ、こうした知識は
医療知識がない人には
まだまだ難しい側面もあるので
そうしたところへのアプローチ方法は
是非検討いただきたいと思いました。
自分が今後できる事
自分が今回学んできたことを
日々の暮らしに生かして行きたいというのは
もちろんありますが
住まい ハーブの仕事の中にも
こうした内容を取り入れた形で
伝えていけることがたくさんあると感じています。
ホリスティックな医学は
お医者様のみの特別な存在なのではなく
誰しもが持つ日々の暮らしの中に実践できる内容が
たくさんありました。
今日々の暮らしの中には
病気になりえる環境や商品が
身近にたくさん出回っています。
残念ながらそれらをすべて規制することは
国内はもとより世界レベル地球レベルで考えれば
難しい課題です。
ですが
一人一人ができる事をするだけでも
大きな一歩に繋がりますし
なにより自身や家族周りの大切な人たちの
暮らしと健康を守ることに繋がると思います。
私もそうした意識をもってこれからの暮らしや仕事に
取り入れていこうと思っています。
明日は学びのグループで
住まいと健康をテーマに
講座をさせていただく機会をいただきました。
スライドを作りながら
今回の学びと住まいの仕事とのかかわり方を
自分自身が掘り下げる機会にもなりましたし
今後の仕事の方向性の一つとしても学びになりました。
今回はグループの方限定の講座なので
一般の方にお聞きいただくことは叶いませんが
これを機会にブラッシュアップを重ねて
住まいや環境からホリスティックな医療についても
取り入れていけたらと思っています。
またその話はおいおい書いていきたいと思います。