諦めない心 チャレンジ
夏休み明け、
今日は息子の話を書こうと思います。。
新学期も始まり 息子の学校は行事三昧。
現在運動会練習まっしぐら!
人の何倍も運動が苦手な息子。
嫌いというわけではないのだが、
人より走るのが遅い、覚えるのが遅い、
そんな感じで。
中でも毎年リレーに関しては
チームの勝敗が決まるため、
息子の遅さは群を抜いて際立ってくる。
毎年クラスの先生、お友達に助けられ、
なんとかクリアーしてきたが、
今年は5年生、
走るトラック距離が長くなり、
周りの生徒はより一層早く、
あの手この手で調整しても
どうしても遅くなってしまうとの事。
先生から相談を受けて、
『ご迷惑になるようだったら距離を短くする
とか、伴走を付けるとか
息子を外してもらう事も覚悟してます』
毎年先生が変わるたび、息子の事で相談を
先生から受けるので、いつもながらの対応で答える私。
するとと先生からお叱りが!
『お母さん!
息子君は今一生懸命がんばってます。
みんなも声をからして応援しています!
だから、息子君を外すなんて考えないでください!
私は何とかして一人で走らせてやりたいんです!
だから〇曜日の練習の時に
お母さんにも見てもらって、
一緒にご意見いただきたいと思っているんです!』
先生の言葉に
私は思わず涙が出そうになりました。
と同時に自分が恥ずかしくなりました。
即座に
『ハイ!是非お願いします。伺います!』
返事をしました。
息子は人一倍走るのが遅い事はわかっていて、
それでも息子に体験チャレンジさせることを
諦めない!そういう想いで今があるのに、
まわりの子供たちの勝ち負けを気にするあまり、
つい、本音を言えない私。
いや、自分が恥ずかしくなってしまったのかもしれない。
でも、先生は私の気持ちを代弁してくれた。
大抵の先生なら私の意見に対し
『分かりました。』
という流れになる事が多かった。
むしろそれでもありがたいという姿勢で臨んでいた。
でも心の中は息子にもみんなと同じ経験を
沢山させてやりたい!遅かろうが、時間がかかろうが
経験の芽をつまないでやりたい!
その想いが常にある。
先生はまさにそのことを実践してくださって
授業の合間をぬってお電話をくださいました。
先生には頭が下がる思いと同時に、
毎日息子が一生懸命がんがばっているのだと思うと
思わず涙が溢れそうになった。
私が諦めてどうするんだ!
先生も息子も一生懸命頑張ってるのに!
息子は毎日『運動会練習頑張るよ!』
そういって元気に学校へ行き、
元気にただいま!帰ってきてくれる。
そんな姿を見ていて、
すっかりあたりまえに思ってしまったけれど、
息子は一生懸命遅いなりに頑張ってるんだ。
息子に思わず『運動会の練習楽しい?』
と聞くと
『リレー楽しい♪』そう答える息子。
そっかそうか。頑張れよ!
宿題をする息子を横目に
諦めない心!チャレンジ精神!
教わってしまう母なのでした。
母もまだまだ修行中。