【講座レポ】絵本講座 大人講座 3月テーマは 幼年童話について
3月3日 絵本講座でした。
講師は ボーネルンドやファミリアでも大活躍のふわはね絵本 内田祐子先生です。
生活の中に絵本を取り入れた暮らし。がテーマの絵本講座
大人講座では 絵本をより深く効果的に取り入れてもらえる
知恵やノウハウを余すところなくお伝えしていく内容。
学びを深めたい方 へ向けての講座です。
今月のテーマは
幼児期から小学生に向けての移行期にあたる
『幼年童話』がテーマの絵本です。
今回ご参加いただいたからは 小さいお子様のお母さま
小学生・中学生の絵本ボランティアに参加されてるお母さま
書店にお勤めのお母さま
それぞれの立場で絵本に深くかかわってらっしゃる方がご参加です。
まずは、幼年童話のまえに、
0歳から幼児期に向けての絵本の移り変わりを学びます
皆さん絵本を選ぶときどうやって選んでますか?
表紙をみて?対象年齢をみて?
それだけでは本当にお子様にあった絵本は選べません。
絵本は中身が勝負!
絵本の中身を知らずして、子どもにあった絵本は見つかりません。
それぞれ絵本には目的があって作られています。
形式も様々。
そして同じ年齢でも生活環境で
読める本の内容も全く違います。
本屋さんの対象年齢はあくまで一般的なもので。
お子様一人一人その理解度は違うのです。
絵本は場面ごとの想定があります。
1場面1話の本・2場面1話の本。その意味合いも成長過程で大きく異なります。
幼年童話に行く前に、その過程をしっかり学びました。
大人講座では読み聞かせも時に体感していただき。
どんな特徴や構成になっているのかも教えていただきます。
そして幼年童話の定義へと入ります。
幼年童話の定義みなさん知ってますか?
意外と知らない人多いですよね~。
基本的な事。 本の装丁になっていること。
絵本と幼年童話ではいくつか違いや特徴があり教えていただきました。
今、大学生でも本が読めない人が多いんだそう。
小さい時から絵本→幼年童話→本 そういった段階を踏まないと
いきなり大人になって沢山本を読めるかといえばそうではないのです。
その為に親がいかに環境を用意して上げれるか。
働きかけができるかは、とても大きな要因になるのだそう。
また、幼年童話の色々な事例。今どきの本との関わり方。
そういったテーマも掘り下げていきました。
今の時代 本の中身が一緒でも 表紙が今どきの絵柄に
なっているものも。本も時代と共に様々な影響を受けています。
また、売れる絵本=いい絵本 必ずしも当てはまらない事
本屋さんの事情なども学びました。
奥が深いです・・・・本なら何でもいいというわけでは
ないんですよね~。
また、本を購入するにあたって、参考になる資料も
たくさん教えていただきました。
なかでも国語の教科書に大きなヒントが!
見逃していましたね~。
また、学校でよく言われる読解力と表現力の違い。
本を通して育む心の重要性にも必ず触れていきます。
同じテーマでの絵本がこれだけ一度にたくさん見れて、
しかも絵本のあれこれまで学べる。
おかげで、息子の絵本の世界がとても広がり、
感情や興味関心がどんどん広がるようになりました。
先生もおっしゃっていますが、
沢山のジャンルの絵本に触れさせてあげる経験。大事なんです。
自分や子供目線だけではどうしても内容が偏りがち。
先生から様々なジャンルの質の高い絵本を学べることで、
絵本の視野が何倍にも広がります。それが最大の魅力。
誰からどんなことを学ぶか。ほんとに大事だなって思います。
今 子どもに必要な絵本や本はどんなものか。
きちんと見つめなおすいい機会になりました。
次回の講座は5月ブックフェスタの期間です。
絵本工作と絵本カフェを開催予定。
アイシングとのコラボ講座3月はまだ募集中です。
お申込みはこちらから
http://wp.me/p7dGpg-1cG
是非ご参加お待ちしております!